【Adobe Animate】Illustratorで作ったデータをAnimateに貼り付ける時のメモ

2022.07.14

イラストレーター(以下イラレ)からAnimateにデータ(オブジェクト)を持っていく、貼り付ける、読み込みさせる時のメモです。使用しているアプリのバージョンは以下です。
●Illustrator:26.3.1
●Animate:22.0.7

Animate上でイラレと同じ位置にペーストする

イラレとAnimateで同じサイズのアートボード(ステージ)を作り、イラレ上でオブジェクトを任意の位置に配置した後、普通にコピーしてAnimate上で「同じ位置にペースト」すればOKです。以下のポップアップが出ますが、任意の所にチェックを入れればOKです。

オブジェクトorアートボードが複数ある場合はaiデータそのものを読み込ませるのも良いと思います。
まずイラレ上で、Animateのステージと同じ大きさのキャンバスを用意し、オブジェクトを配置したい位置に配置します。配置したらaiで保存します。
その後Animateに切り替え、Animateでも先程イラレで制作したのと同じ大きさのステージを制作。
先程作ったaiデータを
ファイル ▶ 読み込み ▶ ステージに読み込みで先程作ったaiデータを選択
・(macの場合)Finderからステージに直接ドロップする。
上記のどちらかをすると以下の画面がでます。

アートボードとレイヤーは任意の設定にし、「オブジェクトを元の位置に配置」にチェックを入れるとイラレと同じ位置に配置されます。

・たまにデータをドロップしても詳細オプションが表示されない時があるのですが、そういう時はAnimateを再起動させてください。

・SVGで保存して読み込んでも似たような事ができるのですが、乗算やオーバーレイがうまく反映されない時があるのでaiデータでやるのが無難だと思います。

Animateにコピぺするとオブジェクトがバラバラになる

イラレ上でオブジェクトをグループ化してからコピペするか、Animate上でバラバラのオブジェクトを全部選択してからシンボルに変換すればOKです。

色彩の調整方法

イラレからデータを貼り付けるとオブジェクトの色彩がおかしくなる(くすむ)時があるのですが、その場合、イラレ上で色を編集したいオブジェクトを選択した状態で
編集 ▶ カラーを編集 ▶ 彩度調整
で濃度を20%ぐらいにすると丁度良くなります(ここはオブジェクトに合わせて調節してみて下さい)。
その後コピペ、もしくはaiで保存してAnimate上で読み込めばOKです。

タグ: